花山椒
もらった掘り立ての筍を湯がき
油揚げ 鰹節と共に醤油 砂糖 酒で
筍と若布の若竹煮より 濃いめの味付けで炊いた。
そして摘んできた花山椒の葉っぱを
ざっと刻んだのをさっくりを混ぜた。
清涼な香りが立つ。
集落の 今は90代の女性は
花山椒の小さな花を根気よく摘み
それを醤油と砂糖で煮詰めて
おかずの少ない冬場のご飯の楽しみとした。
雪に閉ざされる雪国の女の
頑張りを感じる花山椒の佃煮。
「小屋」の周りの木々の淡い緑
山野草 プリムラ ムスカリ クリスマスローズ
ペチュニア わすれな草等々
雲一つない空の下で咲き誇る。