
「小屋」の周りに咲いていた花達。
それを摘んでは花瓶に挿し 花が枯れたら
紐でまとめて 壁や家具に吊り下げる。
家具の扉に吊るした花は 土に戻そうかと思いつつ
もうかれこれ3年経った。
広口の花器にまとめて挿し「二坪小屋」に置こうか。
ここには 小さな姫ネズミが出入りしている。
器に入れたどんぐりを カリカリと
すっかり食べてしまった。
「私じゃありませんよ!」と 怒るかもしれない。
「じゃ 誰が食べたんだい?」と 私。
半月前 ヤマガラが「二坪小屋」に飛び込んで来た。
どうしても 出て行かない。
夕方になり 「仕方ない 明日に出そう」と扉を閉めた。
朝になり 窓を開けるとサーっと外に飛び出した。
白い花瓶に挿していた野茨の
小さな赤い実を食べたのは「誰だ?」
自然の中に生きる 小さな動物達は働き者。
うちの小さな「二坪小屋」の中の木の実まで
食べにやってくる。