うちから車で10分ほどの山の中の村 久多。
ほとんどが 私の住んでいる所と同じだ。
そこに 私より20歳ほど若い女の友達
(と私は思っている)の別荘がある。
別荘は緑の中にあり こぢんまりとした古い木の小屋で
心地よさはうちの「小屋」の様だ。
林業の村で杉の人工林に囲まれて
山が暗く それはうちの村も同じでとても残念だ。
小さな小屋に 彼女は休みになるとやって来る。
畑で野菜を育て それを猿に食べられながら
懲りずに又 苗を植える。
山の中にアスファルトの道があり
その道から派生した細い道があり
そこに何百年もの歴史ある農家が点在している。
京都に住んでいる時に その小さな村で採れた
山菜 キノコの佃煮が 生協の前で時々売られていた。
私が買って食べた佃煮を作っていた人がいる村に
最近は時々訪ねている。