可愛い小松菜の世界

小松菜
小松菜

 

山法師が植わった 小さな鉢に

どこから飛んできたのか。

雪が溶けたら

小松菜の子供が三つ顔を出した。

小指くらいの丈 濃い緑の葉っぱ。

 

これ以上は大きくならないだろう

と 白の植木鉢に移した。

 

やがて 

黄色の菜の花の様な花が 咲くだろうか。

そこに モンシロチョウがやってきて

花の先に止まるだろうか?

暖かい春の風が 花の茎を揺らすだろうか?

そして

その花が種になり パラパラと土に落ち

又 芽が出て 私を驚かすだろうか?

 

小さな植木鉢で語られる 可愛い小松菜の世界だ。