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送られてきた 沢山のぶどう。
ざぶざぶと洗い
ガラスの鉢に入れた一人分。
薄紫の大きな粒
若緑の茎の瑞々しさ。
口に放り込んだ実の
豊かな甘さは言うまでもない。
ぶどうの葉でひき肉を包んだ
ロールキャベツの様な料理だ。
秋になり 涼しくなれば
たっぷりの挽肉を包んだ
ロールキャベツを作ろう。
鍋から立ち昇る湯気さえもが
御馳走の温かいおかず。
私の頭の中は すでにシルクロードへと。
平和であった頃のアフガニスタンや
明るいブドウ棚の下で 寛ぐ人達。
そして
シルクロードを辿り
日本にやって来た葡萄文様は
エキゾチックな外国の文様。
表の椅子に座り
ブドウを一粒 一粒食べながら
送って下さる方に感謝だ。