マダガスカルの女の子とガダルーペの男の子が作ったケーキ

 

まず 最初に言おう。

 

とてつもなく おいしい

ケーキとクッキーだった。

 

オートミール バナナ・・・

その他 何を使っているのか?

しっとりと スパイスの香り高く

ざっくりとしているが

決してパサパサとしていない。

 

見かけは焼きおにぎりの様に無骨。

しかし

その味は深く 甘みはバナナで。

 

チャックの畑ボランティア(workaway)として

5月の初めから滞在している

マダガスカルのマリーン。

 

数日前 マリーンが

村を巡回しているバスに

スマホを忘れた。

 

それを図書館に行ったついでに

支所で受け取り

マリーンに渡した。

多分そのお礼なのだろう。

 

マダガスカルの21才の女の子マリーンと

カリブ海の小さな島ガダルーペの

20才の男の子ナール。

 

ドアの前に紙の皿に載せた

ケーキとクッキーを持って

ニコニコ笑って立っていた。

 

小柄で金髪 

ピンク色の頬のシャイなマリーン。

サトウキビみたいにすっと背が高く

珈琲色の肌 短いドレッドヘア

真っ白な歯を持つナール。

 

チャックの畑の後

日本のあちらこちらを回り

9月にフランスに帰り

大学に戻る。

 

チャックの畑のボランティア達は

皆 素朴で 賢くて 質素で 行儀がいい。

リュックとスマホを持ち

沢山の思い出と共に母国に帰る。

 

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