映画「グリーンブック」感想

「グリーンブック」(Google画像より)
「グリーンブック」(Google画像より)

 

1962年

ケネディが大統領だった時代。

 

有名なピアニスト

理知的な黒人のドクター・シャリー。

粗野で腕っ節のたつ用心棒、運転手の

イタリア系アメリカ人トニー・バロレンガ。

 

 

ニューヨークから

南部アラバマ州バーミングハムまで

黒人用ガイドブック「グリーンブック」持参で

演奏旅行を続ける二人の旅。

 

アメリカがこんなに綺麗だったなんて」

ニューヨーク ブロンクスから出た事のない

運転手のトニーが運転しながら言う。

 

木々が黄色に色づき始めた自然の中を

ブルーのキャデラックは南へと下り

そして雪が降る道路を

北のニューヨークに向かって帰る

2ヶ月の旅。

 

黒人への人種差別。

1960年代を描く時

それは必ず通らなければならない。

 

しかしこの2ヶ月の旅は

お互いに尊敬の心が芽生え

友情にまで昇華する

それがこの映画の

主たるテーマだと私は思うのだ。

 

実話に基づく「グリーンブック」の

制作 共同脚本は

用心棒トニー・バレロンガの長男である。

 

温かいイタリア系家族の

かわいい息子二人の長男が

この映画を作った。

_________________________

 

アカデミー賞受賞

     作品賞   

     助演男優賞 ピアニスト役マハーシャラ・アリ

           去年に続き受賞

     作品賞

 

     主演男優賞にノミネートされた用心棒役の 

     ヴィゴ・モーテンセンは、クイーンの

     フレディ・マーキュリー役の俳優に

     オスカーをさらわれた。