温かいお湯が出た

朝の窓から射し込む光。

輝いて溢れる様だ。

 

空も青く

その上、白い雲まで流れて。

上々の一日の始まり。

 

雪が散らつく昨日。

水の出ない給湯器を直しに

御年91才の「鍛冶屋さん」に来てもらった。

 

1時間程かかって「これで大丈夫でっせ」

ほうじ茶とバナナケーキを一緒に食べた。

 

そして「鍛冶屋さん」は

軽トラを2速でブワーッと吹かして

凍った道を帰って行った。

 

壁に貼る断熱材を屋根裏から出し

ぐるりと給湯器のバルブの周りに巻き付けた。

 

凍った今朝

蛇口をひねると温かいお湯が出る。

「あ、出る出る」

 

実に嬉しい。