ワンダーランド高島

ニューイングランド?
ニューイングランド?
メタセコイアの並木
メタセコイアの並木

高島市に引っ越して来て3年が過ぎた。平良という村からあまり出ず,車で出かける時はもっぱら用事で京都へ。

しかし,引っ越して数日目。高島市のどこかの町の公民館みたいな建物の名前が「アイリッシュホール」と知った時はビックリした。何故,アイリッシュなのか・・・?、聞けば成る程とうなずける理由はあるのだろうが,まだそれを確かめてはいない。

去年、知人が高島市の病院に入院したのでお見舞いに行った。病院のすぐ前にJR湖西線の駅があり,そこに見上げる様なガリバーの像が建っていた。ガリバー村というテーマパークがあるのは知っていたが、唐突に私の前に現れた3階建てのビル位のガリバーには驚いた。

そして今年の夏の終わり,奥琵琶湖に友達と行った時,だめ押しのような光景に出くわした。果物の採り入れを体験出来,ショップもある所の駐車場に車を停め歩いていると,目の前にニューイングランドか?、スカンジナビアか?という建物の一群が現れた。思わず写真を撮ってしまった。「有名な」メタセコイアの並木はこのすぐ側である。始めて見たこの並木はかのヨン様がマフラーを巻いて歩いていても、全く違和感のない冬のソナタであった。何故かドキドキした。

友達を最寄りの湖西線の駅まで送ろうと琵琶湖岸の道を走っていると、今度はオランダの風車が何基も右手に,又唐突に現れた。「ああ,これがあの風車村か・・・」と認識したが、何と言う無節操な所だろうかと,感動にも似た思いがした。この風車の先に高島市只一人の有名人、陽明学の中江藤樹の生誕地がある。

アイリッシュから中江藤樹まで、まるで石焼ビビンパの様な市に私は住んでいる。