03日 7月 2025
到来物の水羊羹を 皿に載せる。 それだけでは寂しいので ミントの葉を摘んで添えた。 今日も 日中は何もしたくない程の暑さだった。 冷蔵庫で 冷たくなった水羊羹を出し スプーンで掬って食べた。 小さな幸せだ。 一昨日 昨日と「小屋」の周りの草を 私が抜き 夫が草刈機で刈った。 山の緑は深くなり 「小屋」の周りの木々も 枝を大きく広げている。...
28日 6月 2025
小さな小屋のような 小さな家には 大きな窓が3っつ 普通の窓が一つある。 つい最近まで薪を燃やし続けた  ストーブのススの汚れを 綺麗に拭き取った窓から 明るい日差しや 茂りすぎた木々の緑が くっきりと見える。 数日前に取り替えた  薄い白木綿のカーテンが 風に揺れる。 狭い小屋には 大き過ぎる食器棚の 上段には二人住まいなのに ...
24日 6月 2025
露地栽培のいちごが食べたい。 そこの到達点まで中々の難路であると 最近分かった。 4個の植木鉢に一株ずつ植え 白い花が咲き 淡い緑の苺の実が出来 赤く色づき始めた。 人間が美味しいと思うものは 動物も同じだ。 色づいた苺の様子が変だと 実の裏を見ると ぽっかりと空洞になり 小さな蟻が群がっていた。 実を土から離し ...
20日 6月 2025
数年前から ジギタリスが 河岸 原っぱ 道ぎわ 山の中 そして私の「小屋」の周りに ピンクや白い花を咲かせるようになった。 ピーターラビットの絵本の中に 群れて咲いている花だ。 日本名は「狐の手袋」 新美南吉の「てぶくろをかいに・ごん狐」 が心に浮かぶ。 可愛い小狐の 可愛い手袋。 ラジオの朗読で聴くと 心にグッと来る。...
18日 6月 2025
ミントを庭に植えると  茂り過ぎて大変になると 聞いた事がある。 私はミントを 特に好きというのではないが 随分前に 一株植えた。 初夏になると あちらこちらに芽を出す。 私はそれをせっせと摘み 料理に使う。 チキンや魚にも 勿論サラダにも。 キャベツの千切りに塩を振り 水が出ると絞る。 それに 少しの砂糖 酢 粗挽き胡椒 オイルで合える。...
15日 6月 2025
空木(ウツギ)の花は 山 川の岸 崖を 覆い尽くすように咲いている。 見事だ。 梅雨の湿った空気に その花の香りが移り 「小屋」のドアを開けるのが 楽しみになる。 淡い紫の小さな花を持つ  小紫陽花(コアジサイ)の香り。 歩いていても すぐに「コアジサイだ!」 と分かるほど 濃密な香りを放つ。 窓を開けて車を運転していると...
12日 6月 2025
私の「小屋」の周りにも 茎の細い若い蕗が群れている。 葉っぱの小さいのは 天ぷらにしたが しばらく 茎を摘んで佃煮にする事はしていない。 昨日 奥の集落の住人から 沢山の山椒の実と 早緑色の茎の蕗を貰った。 蕗の皮を剥き 湯がいて 砂糖と醤油と水と酒  そして 素晴らしい清涼な香りの山椒の実とで炊いた。 炊きすぎず 照りが出たら出来上がり。...
08日 6月 2025
可愛いのに 石竹(セキチク)という名前かもしれない。 だとすれば 頑固者みたいな名だ。 木蓮の下に蔓延る クリスマスローズ ミントの若葉 秋明菊の葉などに混じって 花を咲かせた。 2年前 観葉植物の様な葉を持った姿で現れた。 艶々とした厚みのある濃い緑。 花を咲かせない草なのかと思った。 それが今年の初夏に どんどんと伸び...
05日 6月 2025
二日前は まるで初冬の寒さだった。 小雨が降り続き 風が吹き  表に出ると 大きな傘を差しても服が濡れた。 底にいくつも穴の開いた靴を履いていたので 雨水を吸った白の靴下が 灰色になった。 晴れた日にしか履けない 穴あきの靴。 初夏と初冬の天気の繰り返しでも 野の花や園芸種の花は 次々と咲き続け 今日 ヤマボウシの下に初めての花を見つけた。...
02日 6月 2025
露地栽培の 実がしっかりした甘酸っぱい苺。 そんなのが食べたいと 長い間思っていた。 ホームセンターで 苺の苗を見た時 これを植えたら 私が食べたいと思う苺の夢が 叶うかもしれないと 三つの苗を買った。 植木鉢に肥料入りの野菜の土を入れ 丁寧に植え  以前貰った苺苗も同じ様にした。 貰った苗は 葉っぱが出ると鹿に食べられ続けて数年。...

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