11日 9月 2024
もう初秋というのか それとも晩夏というのか? 夕方5時過ぎの買物の帰り道は 輝く様な光りに セピア色に見えなくもない。 ミレーの晩鐘も 私の記憶が間違っていなければ 同じような 夕方の光であった様な気がする。 雲の色も 淡いピンク。 山間の村から 琵琶湖畔のスーパーへ 買い物に来る時に見る 広い空間に ほっとするのは毎度の事だが...
08日 9月 2024
「もうこれで終わり」と 茶碗一杯ほどの ブルーベリーを又貰った。 大きく立派な粒。 群青色の上に 白い膜がかかったような 控えめな青い粒。 一粒つまんで味見する。 ヨーグルトと共に 生で食べるには酸っぱいぞ 冷凍庫に保存してある黒すぐり(ブラックカラント)と 5粒ほど残っているチリ産の 大きなアメリカンチェリーを...
06日 9月 2024
綺麗な空だなと 西の空を見る。 夕方6時過ぎの 淡いピンク色に染まった雲。 見上げれば 真綿を伸ばしたひとひらの雲。 山間の狭い空に 作為のない雲の姿を しばらく立ち止まって見る。 心の中の 少しのわだかまりが 軽くどこかへ 吹かれていけばいい。 毎日新聞を購読している人には きっと馴染みの名前の記者「藤原章生」...
03日 9月 2024
白のビニール袋に入った ブルーベリーを貰ったのは数日前。 ずしりと思いブルーベリーを  パイにしようか ジャムにしようかと迷ってるいる間に 冷蔵庫の中で 甘い熟している香りがした。 今年はジャムにしよう。 白い琺瑯鍋の中で 美しい色のブルーベリー。 砂糖を振りかけ しばらくの間待った。 炊き始めると早い。...
01日 9月 2024
29日 30日。 台風10号が 琵琶湖のど真ん中を通ると  気象庁の台風情報で何回か報せていた。 そして迷走台風は  予測に反してコロコロと進路を変えた。 雨 風の情報を知り  それで避難所に行くかどうかを決める。 今回は避難所に行かずにすんだ。 30日午前3時くらいから大雨が降る予測も 幸運な事に外れた。...
29日 8月 2024
白い花びら 蕊の黄色の花粉 細い茎に細い葉。 それらが 雨に濡れている。 「小屋」の周りに8本 大きな花を咲かせている。 まだ 何本もの蕾が 咲くのを待っている。 やがて枯れて 茶色の莢に沢山の種が出来 その鞘が開くと 風に吹かれて種が飛ぶ。 沢山の空になった莢の茎を切り まとめて花器に挿すと  地味な美しさで 花のない時期に私を喜ばす。...
27日 8月 2024
実のなる山椒の木は 植えたもの 花の咲く山椒の木は 自生のものと村の人は言うが  はて それが本当なのかどうかは分からない。 集落の家のそばには 柿 梅と並んで 実山椒が必ず植っている。 なんでも家で作っていた当時の名残だ。 初夏に 緑の実を豊かにつけた山椒の木は ちょうど今頃に 赤く色づき始める。 緑の山椒と香りは同じ。...
24日 8月 2024
昨日貰った新鮮野菜。 茄子と胡瓜を 拍子木にザクザクと切る。 塩を振りかけ 軽くさっくりと混ぜる。 しばらく置くと 茄子と胡瓜の色が 鮮やかになり水が出る。 さっと冷たい流水で洗い 固く絞り ガラスの鉢に盛る。 少しの塩味が残り 歯触りもよい。 食べる前に 炒り胡麻をたっぷりと振った。 私はこれだけで ご飯がすすむ。 昼ご飯に 天ぷらを揚げた。...
20日 8月 2024
甘い果物に慣れた舌には 頼りないかもしれない淡い味。 子供の頃を思い出す 懐かしい夏の果物 真桑瓜。 楕円形の明るい黄色で 皮を剥き縦に切ると その果肉はアイボリー色。 真ん中には 沢山の種が 蜂蜜色の果汁に浸っている。 冷蔵庫で冷やし 切ったのをガラスの器に入れる。 銀色のフォークで刺して口に運び 食べる。...
18日 8月 2024
買い物の行き帰りに見る 稲の成長に驚く。 一週間前には 草原みたいに見えた田んぼの稲は 今や 米粒を沢山つけて豊かに下を向いている。 耕作放棄地の 芒で埋められた田んぼに比べ 「役立っているんだ」という気概を感じる美しさだ。 16日は大文字の送り火の日。 何十年も前に 北大路橋だったか 御薗橋辺りだったか 人混みに揉まれながら見た事がある。...

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