もう初秋というのか それとも晩夏というのか?
夕方5時過ぎの買物の帰り道は
輝く様な光りに セピア色に見えなくもない。
ミレーの晩鐘も 私の記憶が間違っていなければ
同じような 夕方の光であった様な気がする。
雲の色も 淡いピンク。
山間の村から 琵琶湖畔のスーパーへ
買い物に来る時に見る 広い空間に
ほっとするのは毎度の事だが
京都へ行っても こんな気持ちになる事はない。
ましてや 大阪でも。
買物の行き帰りに 開けた車の窓から
飛び込んでくる 収穫前の稲穂の香り
そして 収穫後のコンバインで刻まれた
稲の茎と葉の香りが とてもいい。
やっぱり 今の季節は
晩夏と初秋の境目
すぐに消えてしまう 瞬間の時なのだ。