(2)「アメリカの心の歌」長田弘著 ヴァン・モリソン(Van Morrison)

 

日本公演を 未だにしていない稀有な

大物シンガー(ソング&ライター)

北アイルランド出身のヴァン モリソン

 

20年ほど前に 友達がカセットテープを貸してくれた。

恋人よ 月夜に一緒にダンスをしてくれないか

と歌う「Moon Dance」や「Brown eyed girl」。

 

ラジオでタイトルも名前も聞かずとも

その声と曲で 「あ、ヴァン・モリソンだ」と分かる。

日本風に言えば モリソン節と言うやつだ。

 

そのモリソン節の確立(と言えば大袈裟だが)

を感じたのが 「Sweet Thing」

 

青年時代は典型的な美形と軽やかな歌声だった。

そして

今は強面の面構えと野太い声がいい。

過激な発言とステージで時には物議をかもす。

60年余のシンガー人生で

未だにトップの列にいるモリソン。

 

コピーしたカセットテープも今はなく

ラジオやyoutubeで時々歌声を聴いている。