少し心に残った事

京都 東山三条辺り
京都 東山三条辺り

 

 

1週間ほど 気ぜわしい日々が続いた。

その中で 心に残った事を記しておこう。

 

10日

買い物に行く途中

幾つかのキャンプ場を通り過ぎる。

 

沢山の車 テントで埋まったキャンプ場。

それはまるで 難民キャンプの様だ。

 

小さなテントに守られ

笑い 食べ 寝るという

生活の原点を感じる。

テントの下に集う 家族や友達。

明るいランプの光がテントから漏れる。

こんな平和を感じる光景が好きだ。

 

私はいつも車をスローダウンし

横目にこの情景を見て 通り過ぎる。

 

11日

京都市京セラ美術館に行った。

行き帰りに見る美術館の周りは

沢山のマンションが出来て

しばらく来ない間に 様変わりしていた。

観光客の少ない 静かな平安神宮辺り。

人も車も少ない。

 

12日

お墓参りに行った。

場所は金閣寺辺り。

観光バスのいない 観光客も少ない

観光地の光景。

 

お墓から 比叡山が真向かいに見えた。

帰り道。 雷と怖い様な大雨。

30分ほどで通り過ぎた。

京都から滋賀に入り

車のエアコンを切り 窓を開けた。

涼しい。

 

13日

小屋での通常の生活に戻る。

通り雨が降った。

ヒグラシの悲しい声の重奏。

夜になると 冷んやりとした空気に包まれ

とても気持ちがいい。

扇風機を止め 冷気が窓から入り込む。

 

お盆で沢山の車が

小屋の前を行き来する。

日本人にとって

お盆は大事な行事だと

再認識する数日だった。