今日も焚き火をする

今日も 焚き火をする。

毎日 夕方の

暗くなる少し前。

 

前の道を

「弟君」が車で通りかかる。

 

「少し寄っていこ」

と 暗くなるまで火の番をする。

 

火を見ていると

なぜか皆黙る。

 

メラメラと揺れる炎。

 

火の勢いが弱まると

上に小さな木を載せる。

 

この火が萌え尽きると

辺りはもう暗く

時計の針は5時半を指している。