狩猟期

 

 

昨日

大津からの帰り道。

 

細い山道を

2台の車を従えて

パッカパッカと

こちらに向かって走って来る子鹿。

 

今日

殆ど同じ場所の

道の真ん中で

こちらを見ている子鹿。

 

私の車の前を

パッカパッカと走り出した。

ゆっくりと鹿の後ろを走る。

 

深い雪の中を歩くより

アスファルトの道が

楽で便利なんだろう。

 

夕方

鉄砲で撃たれた大きな鹿を3頭

車の荷台に積んだ2トントラックが

うちの前を行く。

 

夕暮れ時に出会った

立派な角を持った

あの鹿かな。

 

林の中から

キョトンとした目で

私を見ていた

あの鹿かな。

 

様々な思いが

私の頭の中を巡る。

 

 

狩猟期。

 


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