薪を集める

去年の台風18号で崩壊した裏の崖の工事の進行状況の説明に、土木事務所の人が時々来られる。

 

そして先日、その説明が一区切りした時、「木を取りに来ませんか?」という話になった。18号台風で安曇川に流れ着いた木々。土木事務所に申し込めば軽トラック1台分もらう事が出来る。土木事務所の人が書類を出して、さっさと記入してくれた。

 

21日。午前9時半に薪の集積場に着くと,何台かの軽トラックや乗用車が木を車に運んでいた。

水を含んだ太い木は、チェーンソーで2つに切っても重い,重い!。顔なじみの土木事務所の人達が助けてくれて、乗せられるだけ荷台に乗せた。往復1時間の道のりだ。

 

チェーンソーで薪の長さに切り、それを二つ割りにして積んでいく。こうすれば早く乾燥する。そして来年用の薪になる。

台風で川に流れ込んだ木々。そのまま,海に流れていくもの、朽ちて川の底に沈むもの、そして、我が小さい小屋を暖かくする為に、又山に帰って来てくれたもの。

何はともあれ御礼を言うよ。「ありがとう」

 

今日も昼から雪が強い北風に噴かれている。ストーブの上のやかんは、チンチンと音をたて、心まで暖かくなるような湯気を上げている。