続・ヤマガラ

ヤマガラ
ヤマガラ

ドリトル先生は、ロンドンのシティに住むチープサイドと言うスズメを「地味な編み込みのセーターを着ている」と言った。

平良に住むヤマガラは編み込みのセーターではないが、地味でシックな装いをしている。そんなお洒落な姿で雪の山里を軽やかに飛び回っている。チー、チーと仲間を呼びながら。

お喋りで陽気な鳥だ。

 

餌台
餌台

餌の少ない冬場に、これは「いい調子だ」とヤマガラが頻繁に来る様になると、夫は木蓮の木のそばに餌台を作った。杉を薄く切り、風で餌が飛ばない様に真ん中をへこませ、水が溜まってはいけないと水はけ用の穴迄開けて、それはそれは至れり尽くせりだ。餌は勿論カメムシ。

 

ブルーシートや薪の間、本の隙間や箱の中。あらゆる所で半ば死んだ様に越冬中のカメムシ。ヤマガラは「大好物です」と大喜びで食べているが、カメムシは私達を恨んでるだろうな・・・

私達は天国に行けないかも知れない。地獄のかまどに放り込まれる代りに、カメムシのガスを思いっきり噴射されるんだろう・・・

 

そんな私の心配も知らず、ヤマガラは毎日楽しそうにやって来て,餌台で餌をついばみ、「ああ、満腹だ」と飛び立って行く。


毎日食べてもあきないアップルパイ
毎日食べてもあきないアップルパイ