黄砂の夕方に 仰ぎ見た白木蓮は
図書館に隣接する 道の駅の建物のそばに咲いている。
今を盛りに 沢山の花をつけている。
私は見上げた白い花を見つめて 「オキーフのようだ」
30年ほど前
シカゴ美術館に行った友達から お土産に貰った
分厚いハードカバーの ジョージア・オキーフの画集。
私がオキーフが好きだと知って 重い本を持ち帰った。
その画集に詰め込まれた 花のクローズアップ。
朝鮮朝顔 カラー けし カンナ
以来 私は花に顔を近づけて見るようになる。
今 小屋のそばの 紅木蓮の木に
小さな蕾が沢山付いている。
この辺りでは 桜 梅 桃
そして うちの紅木蓮が 同時期に一斉に咲く。
それは 美しいものだ。