山の中の 小さな小屋に住み
鳥の鳴き声を聞きながら 日々暮らし
空を見上げて 雲を愛で
旅先で座ったのと同じ椅子が
我が家に来たと喜び
質素なおかずを作っては 夫と食べ
いつもズボンのポケットに入れている
スマホで 草むらの花を撮り
枯れた花を手折って 持ち帰り
夜には ラジオから流れる音楽を聴き
図書館から借りた本を読んでいる。
と このブログを読んで下さる方は
そう思っておられるのではないか?
たまに頂くメールを読みながら思った。
十坪の生活臭溢れる小屋で
怒ったり 失望したり 落ち込んだり
そんな日々の中で
笑ったり 感動したりした事だけを
拙い文にして ここに載せている。
今日も暗くなった北の空に
小さな雲が 夕焼けの名残りの色をして
東に流れて行く。
「あ いいなあ」と いつもの様に
ズボンのポケットから スマホを取り出し
カシャっと 一枚写真を撮った。
ただ それだけだ。