長田弘の本

 

何回も読み返す本

手元に置いておきたい本

若い頃に読み

今の私の有り様に指針を与えた本。

その様な本は大切に 

埃を被りながらも 目の届く所にある。

 

10年以上前だろう

友達が貸してくれた新書版の本

アメリカの心の歌」長田弘著。

 

カントリーの歌手達

そして その歌手達の土地を

長田弘が車で巡る。

美しい日本語で綴られたその本を

私は大好きになった。

すぐに買い求め 今も埃にまみれて

小屋のひと隅にあるはずだ。

 

雑誌「住む」

長田弘の詩を読みたくて

図書館で定期購読していた。

 

図書館から受け取った 2冊の長田弘

「世界はうつくしいと」

アメリカの61の風景」

 

一冊はまだ売られており

もう一冊は中古本で

良心的な価格で売られていた。

 

欲しいな

でも 本が増えるのは嫌だな

と 迷っているうちに

中古本はsold outになってしまった。

 

後悔している。

そんなに欲しかったのなら

図書館で借りる前に買えばよかった。

 

まあいいだろう。

今 手元にある2冊の長田弘

ちゃんと読み 心の中に納めよう。

 

そして 

又 読みたくなれば

図書館で借りれば良い。

「61のアメリカの風景」は

決して消える事はない。