深夜に聴くNHKFMは面白い。
そろそろ寝ようと思っていたら
「私の人生を変えた里山の力」と言う
2014年のインタビューが始まった。
岡山の真庭市の
林業を生業としている中島浩一郎さんへのインタビュー。
私の住んでいる所も林業の村。
仕事がないと 若い人たちは街へ出ていく。
とても興味を持って聴いた。
簡単にお話ししよう。
中島さんは山に放置されている
針葉樹人工林を全部使い切らなければならない
と 思い続けてきた。
まず
杉のペレット燃料を作って売った。
灯油より安く提供出来るので
野菜などのビニールテントで使われている。
次は
針葉樹間伐材を全部使いきる
木材を全部活かしきる。
エネルギーとして 新建材として。
その結果 山がきれいになり
雇用が百人単位で増える。
若い人が村に帰ってくる。
「持続可能な社会」の実践。
この発電所は順調に営業している。
停滞した村を動かすのは
夢を持ち 強い意志を持ったリーダーが必要だ。
夢があり それを実現に導くリーダーがおり
役所がその夢に寄り添った。
これらがうまく噛み合っての
村起こし=持続可能な社会だ。
簡単なことではないが
夢は実現するのだ。
早く寝ようと思っていたのに
すっかり目が覚めてしまった。