山川異域 風月同天

 

「山川異域 風月同天」

   別の場所に暮らしていても

   自然の風物は繋がっている

 

日本の長屋王が唐に送った

1000着の袈裟に刺繍されていた

「山川異域 風月同天」

 

これに心を動かされた鑑真和尚が

日本行きを決意したとか。

 

その8文字が

重慶への日本からの支援物資の箱に書かれていた。

中国の交流サイト ウェイボーで話題になっている。

 

国家対国家はいがみ合っていても

民間交流、姉妹都市の交流は

それを飛び越えて行く。

 

空を見上げると

青い空に白い雲が流れている。

それを眺め 遠くて近い国を思う

私は感傷的だろうか。

 

いやいや そうではない。

毎年 砂漠から舞い上がった砂が

遠路はるばるやってくる。

そんな 親しい間柄ではないか。

 

        日本からの支援物資に書かれた8字、中国で感動呼ぶ

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