野生の木いちご

実をつけ始めた野生の木いちご。

 

赤い実をたわわに付けている木。

やっと実を付けた小さい木まで。

 

枝の中に手を入れると

「イテテッ!」

棘で痛い目にあわされる。

 

摘んで食べると軽い甘さ。

 

あちらこちらの桑の木も

黒く熟した実で重い。

 

野生の木いちご。

雪の中でよく眠り

春になって

葉を付け 枝を伸ばし 花を咲かし

初夏に熟した実をつける。

 

私が摘んでジャムにするより

鳥や鹿こそ食べるのがふさわしい。