雪の中で私達はさぞや静かに暮らしておるであろうと、下界の人達は思っておられるかも知れない。
確かに、雪が降り続いている間は車も走らず、時折大きな音をたてて除雪車が2台通り過ぎて行ったり、えさ台に置いたカメムシを食べにシジュウカラやヤマガラ、カケス達が可愛い声を響かせてやって来たり。
そんな静かな山間の我が家にも、テレビ、ラジオ、インターネットから次から次へとニュースが排出されてくる。
*「ふっと気がついた時には、又、他国の地へ鉄砲もって土足で入り込んだり」しているんではないだろうか?
*「好戦的な政府」を何故多くの人は指示するのだろうか?
*「何故こんなにも簡単に子供を殺す」親が増えたのだろうか?
*「誰かを殺したい」と思い、本当に殺してしまうその深層は何なんだ?
*「中東、ウクライナのゴタゴタに又アメリカが関与し始めた」と言うが、この地球上で他国に攻め入ったり、「その地」の人達に残虐の極みを行わなかった国は果たしていくつあるのだろうか?
*「韓国の財閥は何でこんなに行儀が悪く、高圧的な態度とるのか?」と韓国ドラマの脚本を笑っていたら、本当の事だった。
仕事場の窓から雪の景色を見つつ、ボンヤリとそんな事を考えている。
そんなボンヤリの日々ではあるが、読み応えのある本にも出会えている。
ブログに本の事を書くのは初めてだと思う。
来客に本棚の本を見られて気恥ずかしく思うのと同じで、自分の内面を知られる様な気がするから。
でも今回は2、3行だけでも紹介したいと思った。
「キネマ旬報」高倉健特集。
高倉健がどれだけ魅力的であったかが満載の特集である。
映画の「健さん」を私生活でも見事に演じ切った俳優。
それを堪能出来る。
「和解のために」教科書・慰安婦・靖国・独島
朴裕河(パク・ユハ)著 平凡社
日韓が何故和解出来ないのかを、どちらの国の立場にも立つ事なく客観的に書かれており、この種類の本にはしては珍しく読んでいて楽しい。
共に図書館の本であるが「和解のために」はAmazonで買うつもりだ。
手元に置いて読み返したい。
そうこうしてるうちにもうすぐ3月。
福岡の友達からのメールに「黄砂」の話があった。
後何回か雪が降るかもしれないが、もう春ですよ。
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